山梨県民にとって宮城の海でも海は海。

四季折々の風景、日本の情緒あふれる四季の顔を楽しむには、旅行が一番!

自家用車で以前勤めていた会社の同僚3人と、転勤で宮城にいる同僚の4人での旅行へ行きました。山梨県から高速道路を乗り継いで、宮城の友人2人と岩手の友人2人にも会いながら、観光地を巡る旅でした。女性は私を含めて2人、あとは男性で共通の趣味としてはサーフィンがあるので、宮城でサーフィンをするのも旅の目的の一つでもありました。旅行した時期としては、9月中旬で暑すぎずに楽しい旅を満喫しました。

主な観光場所は、山形県の有名な観光地でもある山寺と、宮城県の松島、蔵王のお釜を見たり、あまちゃんで有名になった久慈のロケ地巡りです。山寺は正直ナメていましたが、30分以上の階段に、本当にヘトヘトになりました。でも、上からの景色は最高で苦労して登った甲斐がありました。

食事は、やはり宮城と言えば牛タンです。有名店で肉厚の牛タンと麦トロを堪能しました。松島では、新鮮な海鮮丼を頂きました。そのお店の壁には、2011年の震災の津波がここまで来ましたとテープが貼ってありました。こんな高さまで水没したんだなとしみじみ思うのと共に、リアルな恐怖を感じました。ちょうどその食べている時間大雨が降って、店内は道路から水が入って来て、サンダルが思いっきり水に浸ったまま食事をしました。

旅行はいろいろな場所を巡ったり、懐かしい友人にも再会でき本当に楽しい思い出ばかりでした。特に印象的だったのは、その当時大人気だった朝ドラのあまちゃんのロケ地巡りです。本当は久慈駅から三陸鉄道に乗る予定でしたが、なんと台風接近のため運休。車で駅まで行った私たち以外に観光客はまばらでした。

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久慈駅でウニ丼を食べるのを楽しみにしていましたが、台風の影響で海が荒れていてウニが取れず、お弁当も購入できませんでした。ちょっとブルーな気持ちの中、構内を見渡すとあまちゃんのコスチュームが置かれており、自由に来て良いとのことでした。頭には北の海女のハチマキ、あまちゃんのコスプレをして手にはウニのおもちゃ。最高の写真が撮れて、ウニ丼の悔しさもすっとびました。

観光課に聞いたら、今だったら車で灯台まで行けるとのことで、小雨の中海岸線を走りました。多分こんな日じゃなきゃTVの影響で凄い人出だろうけど、スキスキ状態。撮影スポットもひとりじめ、ほとんど人の居ないロケ地を存分に満喫することが出来ました。たくさん写真を撮って、今でも疲れた時に見ては「楽しかったな」と思い出しては笑顔にしてくれます。

旅行の中では、宮城の友人の家に泊まって久しぶりにみんなで飲み明かしたこともありました。会社の転勤で山梨から宮城に移住して、数年ぶりの再会でしたが、何年も会って無いとは思えない感じでした。心おきなく何でも話せる仲間との時間は、本当にかけがえのないものです。仲間っていいな?としみじみ感じました。

でも、ちょっと飲み過ぎてしまったせいか、熱く語り出して口論になる場面がありました。内容は仕事の話でしたが、私からするとどちらの言うことも間違っておらず、その白熱さになんだかジンとしてしまい、思わず目頭が熱くなってしまいました。最近年齢のせいかテレビを見ていても涙が出ることがあり、ちょっと感動するだけで涙もろくなっているのもあるのですが。

言いたいことも躊躇ったり、どう思われるかを気にして意見も言えない風潮も最近はあります。それとは対照的に語り合う姿に、信頼関係を深く感じることが出来ました。口論の次の日には、何事も無かった様に笑顔で朝食を食べる様子に、やっぱ仲間は良いなと感じました。言いたい意見をお互い言い合える関係は今後も大切にしていきたいです。その朝食で食べたマッシュポテトの美味しかった事が今でも忘れられません。

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